夜行列車資料館
 
寝台特急「サンライズ瀬戸」
 
本州と四国を結ぶ唯一の夜行列車である。
昭和47年3月15日に急行「瀬戸」の特急格上げにより誕生。
長らく東京−宇野間の運転で、宇野から宇高連絡船を介して四国各地と連絡していたが
昭和63年4月10日の瀬戸大橋線開業により待望の本州−四国直通運転が実現した。
その後、平成10年7月10日に285系電車化され「サンライズ瀬戸」となりました。



5031M 東京 22:00 → 7:27 高松
5032M 高松 21:26 → 7:08 東京

使用車両 JR西日本 出雲鉄道部出雲車両支部(米イモ) 285系
     JR東海  大垣車両区(海カキ)   285系3000番代
車両構成 A1・B1・B2・指(ノビノビ座席)
速度種別 東京−特通電A5−熱海−特通電A8−高松

編成(下り列車)

1号車
2号車
3号車
4号車
5号車
6号車
7号車
クハネ285 サハネ285-200 モハネ285 サロハネ285 モハネ285-200 サハネ285 クハネ285
2階 B1 B1 B1 A1 B1 B1 B1
1階 B1 B1 B1 B2 B1 B1
←高松 東京→

   ※上り列車(5032M)は8号車〜14号車
   ※東京−岡山間 「サンライズ出雲」と併結
   ※3・10号車にシャワー室・ミニサロン併設
   ※5・12号車の指定席はノビノビ座席
   ※6・13号車以外は禁煙車両

個室寝台車

サロハネ285 1両 シングルDX
(A1)
6室 W2285mm×D2000mm×H1800mm
側通路・ベット幅850mm・固定式洗面台
テンキー式ロック・AVモニター・シャワー室
サンライズツイン
(B2)
4室 W1960mm×D1940mm×H1840mm
側通路式・ベット幅607〜750mm
テンキー式ロック
クハネ285 2両 シングルツイン
(B1)
1室 W1960mm×D980mm
中央通路式・ベット幅600〜700mm
テンキー式ロック
シングル
(B1)
19室 W1960mm×D980mm×H1840mm
中央通路式・ベット幅600〜700mm
テンキー式ロック
サハネ285 2両 シングルツイン
(B1)
3室 W1960mm×D980mm
中央通路式・ベット幅600〜700mm
テンキー式ロック
シングル
(B1)
20室 W1960mm×D980mm
H1840mm(車端部は約2100mm)
中央通路式・ベット幅600〜700mm
テンキー式ロック
モハネ285 1両 ソロ
(B1)
20室 W1960mm×D980mm
H上段1100〜2200mm 下段2150mm
中央通路式・ベット幅560〜700mm
テンキー式ロック・ラウンジ・シャワールーム
モハネ285
−200
1両 シングル
(B1)
2室 W1960mm×D980mm×H約2100mm
中央通路式・ベット幅600〜700mm
テンキー式ロック

歴史

昭和25年10月 1日 東京〜広島・宇野の急行列車として運転開始(後の急行「安芸」)
昭和26年11月25日 東京〜宇野の急行「せと」となる(急行「いずも」併結)
昭和31年11月19日 急行「瀬戸」と改称(急行「いずも」との併結から単独運転へ)
昭和47年 3月15日 急行「瀬戸」の特急格上げにより寝台特急化
20系(東京〜宇野)
昭和52年 9月26日 24系25形化
昭和63年 4月10日 瀬戸大橋開業により東京〜高松に延長
平成 元年12月12日 パンタ付ラウンジカー(スハ25型)登場
平成 2年 3月10日 1人用個室A寝台「シングルデラックス」連結
平成10年 7月10日 285系電車「サンライズエクスプレス」化

客車時代  撮影・画像提供  オハネフ12-2018”山陰”様


                               
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