夜行列車資料館
 
寝台特急「みずほ」
 
昭和36年10月1日に戦後4番目の寝台特急列車として誕生。(一般型客車)
不定期列車として誕生し、その後も「さくら」「はやぶさ」の補完的な役割であった。
昭和38年6月に20系化・昭和47年3月に14系化された。
東京−九州間の寝台特急としては一番早い平成6年12月3日をもって運転終了。
昭和50年から運転終了までの運転区間が東京−熊本・長崎間であったために
「さくら」「はやぶさ」の晩年の併結運転時には、まるで「みずほ」のようだと言われた。

愛称名の「みずほ」は九州新幹線・山陽新幹線直通の速達タイプの列車名として
復活しています。


撮影・画像提供  オハネフ12-2018”山陰”様

歴史

昭和36年10月 1日 東京〜熊本間の不定期特急として登場(一般型客車)
昭和37年10月 1日 定期列車化(一般型客車)
昭和38年 6月 1日 20系化・付属編成を大分まで延長(東京〜熊本・大分)
昭和39年10月 1日 大分編成を分離(大分編成は「富士」として独立)
昭和43年10月 1日 付属編成(博多回転車)を熊本まで延長
昭和47年 3月10日 14系化
昭和50年 3月10日 付属編成を「はやぶさ」の付属編成(長崎回転車)と振り替え
東京〜熊本・長崎に変更
平成 6年12月 3日 ダイヤ改正にて廃止


編成史

不定期「みずほ」 昭和36年10月1日 東京−熊本

1号車
2号車
3号車
4号車
5号車
6号車

7号車

8号車
9号車
10号車
11号車 12号車 13号車

スハフ43

オロネ10
スロ54
オシ17
ナハネ11
ナハネ11
スハフ43
オハネ17
オハネ17
オハネ17
オハネ17 オハネ17 スハフ43
東京−熊本 東京−博多

昭和38年6月1日 東京−熊本・大分

電源車 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 簡易
電源車
8号車 9号車 10号車 11号車 12号車 13号車
カニ22 ナロネ22 ナシ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハフ21 マヤ20 ナロネ21 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハネ20 ナハフ20
東京−熊本 門司-大分 東京−大分

昭和47年3月10日 東京−熊本

1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車 11号車 12号車 13号車 14号車
スハネフ14 オロネ14 オハネ14 オハネ14 オシ14 オハネ14 オハネ14 スハネフ14 スハネフ14 オハネ14 オハネ14 オハネ14 オハネ14 スハネフ14
東京−熊本


                                                   
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