夜行列車資料館
 
寝台特急「トワイライトエクスプレス」
平成元年7月から「鉄道の楽しさを満喫する」というコンセプトで大阪−札幌間で運転されていた
豪華寝台特急列車。
当初はパックツアー用の団体臨時列車とした扱いでしたが、その後一般の臨時列車化。
展望個室スイートを代表格に個室寝台の割合が高く、人気の高い列車でした。


画像提供 オハネフ12-2018”山陰”様

運行終盤時の運行データ

8001レ 大阪 11:50 →  9:52 札幌
8002レ 札幌 14:05 → 12:52 大阪

使用車両 JR西日本 宮原総合運転所(大ミハ) 24系25形
車両構成 SA1・SA2・B1・B2・B・サロンカー・食堂車
速度種別 大阪−特通客C4a−近江塩津−特通客C3−糸魚川−特通客C7−村上
     村上−特通客D9−青森−特通客D6−五稜郭−特通客C3−札幌
牽引機
 大阪→EF81(敦)→青森→ED79(青函)→五稜郭→DD51(函)→札幌
 札幌→DD51(函)→五稜郭→ED79(青函)→青森→EF81(敦)→敦賀→EF81(敦)→大阪
 (敦) → JR西日本・福井地域鉄道部 敦賀運転派出
 (青函)→JR北海道・函館運輸所青函派出所
 (函) → JR北海道・函館運輸所

編成

1号車
2号車
3号車
4号車
5号車
6号車
7号車
8号車

9号車

電源車
スロネフ25-500 スロネ25-500
スシ24
オハ25-550
オハネ25-520
オハネ25-520
オハネ25-510 オハネ25-560 オハネフ25-500 カニ24
SA2・SA1 SA1・SA2 サロンカー B2・B1 B2・B1 B2
←大阪 札幌→

※8・9号車はBコンパート
※4・9号車は禁煙車両 
※青森〜五稜郭間逆向き(青森駅は通りませんでした)

個室寝台車

スロネフ25
−500

1両 スイート
(SA2)
1室 W2900mm×D4930mm×H2000mm
車端部・カード式ロック・ダブルベット(ベット幅1600mm)
ソファー・シャワー・洗面台・トイレ・AVモニター
ロイヤル
(SA1)
4室 W2470〜2930mm×D1900〜1945mm×H2300mm
側通路・ベット幅800mm
2名利用可(エキストラベット使用・ベット幅1400mm)
カード式ロック・シャワー・洗面台・AVモニター

スロネ25
−500

1両 スイート
(SA2)
1室 W5790mm×D1945mm×H2300mm
側通路・車体中央・カード式ロック
ツインベット(ベット幅820mm)・ソファー・AVモニター
シャワー・洗面台・トイレ
ロイヤル
(SA1)
4室 W2470〜2930mm×D1900〜1945mm×H2300mm
側通路・ベット幅800mm
2名利用可(エキストラベット使用・ベット幅1400mm)
カード式ロック・AVモニター・シャワー・洗面台
オハネ25
−510
1両 ツイン
(B2)
9両 W1440mm×D1945mm×H2300mm
側通路・2段ベット・カード式ロック・BGM
一部2部屋貫通可・ミニサロン

オハネ25
−520

2両 ツイン
(B2)
7室 W1440mm×D1945mm×H2300mm
側通路・2段ベット・カード式ロック・BGM
一部2部屋貫通可
シングルツイン
(B1)
6室 W1910mm×D1000mm
中央通路・カード式ロック・BGM・2人利用可

歴史
平成 元年 7月21日 パックツアー用の団体臨時列車として誕生
平成 元年11月 一般の臨時列車化
平成 元年12月 2日 2編成化・週4往復運転
平成 3年 3月 3編成化・シーズン中は毎日運転可能に

画像提供 オハネフ12-2018”山陰”様


                                                   
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